「真摯に受け止めている」
見直し根拠の司法不認定
PFI見直し問題
西尾市議会9月定例会は5日、本会議を再開。2日目となる一般質問が行われ、午前中は中村眞一(無所属)、青山繁(新政令和)の2議員が登壇した。PFI事業関連の訴訟で「市の主張が全面的に認められた」と市が広報していることについて、中村議員が市側の見直しの根拠となった契約条項の解釈が司法で認められなかったことを指摘。市側は「事業を変更する手段が業務要求水準書の変更通知しかなかった」とした上で、「真摯(しんし)に受け止めている」と述べた。一方で市側は「別件の判決で事業契約の解除が有効とされた」と正当性を主張した。