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電波状況悪化で使えず

能登半島地震緊急援助隊 市消防で活動報告

隊長同士のグループLINE

 西尾市消防本部は8日、今年元日に起きた能登半島地震の被災地に派遣した、緊急消防援助隊の活動隊報告会を消防署一色分署で開いた。
  第1次救急隊で被災地に向かった鈴木智和さん(吉良分署)は、岐阜県内のパーキングエリアで愛知県大隊の出陣式があり、隊長たちでグループLINEをつくって情報共有したことを紹介。「被災地に近づくと携帯電話の電波状況が悪化し、連絡がとれなくなり、ただ前方の車両に付いていくだけのような形になった」とLINEによる連絡が不能になった状況を説明した。